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初めて久留さんにお会いした時、ファッションやメイク、ネイルに至るまで気を使われている姿にキレイな方だと思いました。年齢を聞いて驚いたのですが、仕事に勉強にプライベートにとてもエネルギッシュに活動されています。仕事でもチャレンジ精神旺盛な方ですが、プライベートでは海外旅行も頻繁で人生を目いっぱい謳歌されている姿はキラキラ輝いていてます。「久留さんの年齢になった時、こんな風になっていたい」と思うような私の憧れの女性像がそこにはありました。若い方々から、久留さんの年代の方々まで、この方の生き方から「楽しく生きるヒント」を得てもらいたいし、「夢に向かって頑張る姿」を見て活力を得て欲しい。何歳になっても夢と志を持って走り続けるステキな女性社長を紹介できることをとても幸せに感じています。(編集者 記)
Q)起業する前は何をされていたのですか??
A)実は専業主婦の時代もあったんです。
子供が少し大きくなってから銀行に勤め始めました。
16年間勤めました。
そのころも調査の仕事に関わっていたので、今の仕事ともつながっているとは思います。
Q)起業のきっかけは何ですか?
A)雇われるのではなく、自分で仕事をしたいという気持ちがありました。明確に「これでビジネスをしよう」というものが
最初からあったわけではありませんでしたが、「企業と消費者の関係をもっと良くしたい」という思いはずっとありました。
私の場合は、「会社を作る」ということが先でした。
Q)いきなり、法人として独立したのですか??
A)以前は有限会社の制度があり、仲間と3人で100万ずつ出し合って、創業しました。
その後、法改正があり、株式会社にしました。
Q)3人で起業されたということですが、問題はなかったですか?
A)みなさん、よく言われます。でも、私は運が良く、よい仲間に恵まれたので、上手に役割分担しながら、ここまでこれました。
もちろん議論することはありますが、、仕事上でのことですし、次の日に持ち越すことはありません。
みんなそれぞれ得意分野があり、力を発揮できるところがあるんです。
そういう意味で、自分にないものを持っている仲間達を尊敬しているし、、、
それでもやはり、リーダーは私だと認めてもらっている部分もあります。
Q)無給の時代とかありましたか??
A)もちろんありました。しばらくは無給でしたよ。それでも、少しづつ仕事が入るようになり、もう1人スタッフを
雇ったあたりから、その人にはお給料を払わなくてはいけないので、がむしゃらになりましたね。
Q)起業の際、ご主人の反対はなかったですか??
A)うちはいつも事後承諾なんです。
お互いにそれぞれの世界があって、それを大切にしています。
Q)30~40代はどんな仕事をされていましたか?
銀行時代に出向していた時期があり、その会社で企業むけの小冊子を作っており、
あなたと同じように企業の経営者にインタビューして記事にしていたことがあります。
Q)そうなんですか??自分でインタビューする相手を決めていたのですか?
A)はい。もちろん、上司に報告には行くのですが、基本的にその記事については任されていたので、自分で探して
「会いたい」と思った時は東京まで行くこともありました。
Q)それはすごいですね。
A)「一流の方に会う」ということが大切だと思います。そして、一流かつ「心ある良い人」に会っていくとよいと思います。
自分と同じような人達と一緒にいるのも楽しいですが、自分には手の届かないと思うような一流の方と会う事によって
成長することができると思います。
Q)確かに、私も人に会い、話を聞く事で勉強させてもらっています。
A)30~40代の時はたくさん勉強し、経験を積むといいですよ。
50代になるとインプットしてきたものを出すようになりますから、今のうちにたくさんインプットしておくと後で役に立つと思います。
Q)それにしてもステキなオフィスですね。
A)ありがとうございます。でも最初からここではないんです。最初は民間のベンチャー企業支援の一環でオフィスを安く提供してもらえる所に入りました。家賃は5万円でした。入るのには審査もあったのですが、一生懸命ビジネスモデルの説明をして、なんとか入れてもらえました。
今の場所は家賃も高いですが、福岡のビジネスの中心は天神だということもあり、ここの場所にしました。
Q)事業内容を教えていただけますか??
A)モニター調査など、調査関係が中心です。そのあと、必要ならば、社員教育もします。スタッフみんなが講師も講演もできます。
役割分担しながら、行っています。
また、企業と消費者をダイレクトに繋げる「消費者と企業のわいわい塾」を開催したり、市や県の委員会などで消費者として女性として意見を述べたりもしています。
Q)営業はされますか?
銀行時代の人脈で最初は仕事をいただくことがありましたが、そのあとは営業活動をしています。
それでも、調査の仕事は多い時と少ない時があります。そういう事情もあり、最近は新しい事業を始めました。
Q)どんなものですか??
A)企業の創る良い商品やサービスを消費者と我々消費生活アドバイザーの審査得て「認定する」制度をはじめました。
よい商品をもっと売り出していくお手伝い、そして、よい商品を消費者に紹介するお手伝いということです。
「わいわい塾」でも、企業の考え方を聞き、消費者が企業の商品を実際に見て、食べて評価します。
これまで約70社ほどの企業に出演してもらいましたが、自社の商品について、実際に消費者から意見を聞きたい企業に参加してもらいます。
消費者のネットワークがあり、毎回20~30名の消費者に「わいわい塾」に参加してもらい、そこで、よい商品だという評価を得られると認定マークへの第二段階を通過できます。
その後、消費生活アドバイザーによる厳しい基準を設けた審査に合格したら、晴れて認定マークを得ることができるシステムです。
将来、自社の認定マークが広く認知され、消費者が買いものをする時に認定マークを見たら安心して買い物ができる、、、という状態にまでなることが理想です。
Q)よい商品をつくる企業を応援し、それを消費者に広く紹介していくということですが、確かに私のまわりにも
良い商品なのに売れていない、知られていない、、、というものがけっこうあります。
A)そうですね。すばらしい商品を作っている企業を応援し、消費者に伝えていくことは重要な役割ですね。
企業はよいものを売ることができ、消費者はよいものを利用することができる、、、。両者にとって利益がありますね。
Q)どんな企業が認定マークを取っていますか?
A)最初の認定社はフリ―マムという洗剤の会社でした。重層など、無害な洗剤を作っている会社です。
認定マークを与えた後も、フォローアップのサービスもしています。
商品を置かせてもらえるお店を探したり、店頭のPOP作りやチラシづくりなど販売支援もしています。
認定を与えることだけでなく、そこの企業の商品が確実に売れていくことが大切ですよね。
そのことで、この認定マークの価値も上がっていくわけですから、、、。
今は認定マークが広く知れ渡り、消費者が「マークがついているから安心して買える」と思ってもらえることを
目標に頑張っています。
Q)すばらしい活動ですね。大分の企業にも認定マークを取得して販売ルートを広げて欲しいですね。
さて、、、これからの目標はありますか?
A)今年、還暦を迎えます。65歳を区切りとして、会社の基盤作りをしていきたいと考えています。
そのために今は認定マークが広く認知されるように活動していきたいと思います。
また、企業経営だけでなく、次に世代に大事なことを伝えていくような活動もしていきたいと思います。
がむしゃらに走ってきましたが、これからは徐々にソフトランディングしていくのが理想ですが。
Q)起業したい女性達にアドバイスはありますか??
A)私のような一主婦がいきなり会社を興し、10年間も続けています。
コネも資金もない状態でも、会社経営ができることで、みんなに勇気を与えられるのではないでしょうか。」
2011年2月10日 10:03 AM カテゴリー:起業家から学ぶ(起業家インタビュー)

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